緑内障 進行

コンタクト愛用者が緑内障になった!使い続けても平気?

昨今、眼が悪い人で眼鏡ではなくコンタクトレンズを使っているという人は多いと思われます。かく言う筆者も、家にいるときは眼鏡ですが、外出する時はコンタクトレンズをつけています。「おしゃれ眼鏡」なるものがありますが、普段から眼鏡をつけている側の人間から言わせてもらえば、おめかしをした時くらい眼鏡ははずしたい、と思ってしまうからです。(筆者の意見です。眼鏡の人全員がそうと言うわけではないです。)話がそれましたね。さて、コンタクト愛用者達がもし緑内障になった場合、コンタクトを使い続けても良いのでしょうか。

結論から書きますと、使っても問題はありません。ただし、使う上で注意することはあります。コンタクトレンズを使っている人なら知っていることだとは思いますが、コンタクトは常に清潔にしておかないといけません。1dayなど使い捨てタイプであれば同じレンズを何日も使い続けることはタブーです。筆者はこのタイプなのですが、これについては眼科で何度も言われました。このようなルールがあるのは、雑菌が眼に入ることで角膜感染症や結膜炎などの眼の病気になることがあるからです。

緑内障の多くは、眼圧の上昇により起こるものです。コンタクトを使っていたからといって発症するものでもないし、コンタクトそのものが原因で悪化するものではありません。したがって、緑内障になったとしても正しく使えば必要以上にビクつくことはないでしょう。しかし、雑菌が眼に入ることは危険です。緑内障の中には眼のけがによって発症するタイプもあるからです。さらに、緑内障だけでなく、上記のような眼の病気まで患ってしまうこともあります。使っても問題はないとはいえ、少なからずリスクはあります。そのことは忘れてはいけません。正しく使うことはもちろんですが、本当に必要なとき以外ははずして眼鏡にした方が、緑内障の悪化を防ぐためには良いでしょう。おしゃれも大切ですが、まずは自分の眼のことを第一に考えてくださいね。

ゴルフのボールを追えていますか?視野狭窄に気付くチャンスです!

世の中には、様々な趣味を持つ人がいます。まず、スポーツ系か文化系かで分かれますよね。ちなみに筆者はバリバリの文化系なのですが、祖父はスポーツ系でした。特に好きだったのはゴルフと野球です。さて、前置きが長くなりましたが、祖父と同様ゴルフが趣味である、または行く機会が多いという人は少なくないと思います。そんな人達必見です。ゴルフにより、視野狭窄に気づき、緑内障を早期発見できることがあるのです。

なぜゴルフで緑内障の早期発見ができるのか。その秘密は、ゴルフボールにあります。筆者はゴルフそのものには詳しくないのですが、打った後ボールがどこまで飛んだか目で確認しますよね?その時、ボールを最後まで目で追えているでしょうか。途中で、「あれ、ボールがどこかに消えた」ということはありませんか?林や水に入って見えなくなった、ということではありません。まだ空中にあるはずなのに消えた、ということです。このような人は、要注意です。ボールが消えた原因は、視野狭窄によるものかもしれないからです。緑内障の症状で最も有名なものが、この「視野狭窄(視野欠損)」です。これは読んで字のごとく、視野が狭くなっていることを言います。イメージするとすれば、テレビや映画などの画面が周りから中心に向かって黒く塗りつぶされていく、あの感じです。黒くなった部分が視野狭窄で見えなくなった部分と考えれば、ゴルフボールが突然消えた理由がわかるのではないでしょうか。今まで見える部分にあったボールが黒い部分に入ったため、ボールが突然消えたように感じるのです。

このような症状が見られたら、すぐに病院で検査を受けてください。緑内障は自覚症状が少なく、自分ではなかなか気づけない病気です。悪化すれば失明もありえます。それが、ゴルフのおかげで早期発見できるのであれば、こんなにラッキーなことはありません。完治はしないものの、進行を防ぐことはできるからです。日常生活も、さほど不便なく送ることができます。ちなみに、これはテニスなど他の球技でも同じことが言えます。周りに球技を行うのが趣味と言う人がいたら、ぜひ教えてあげてください。

グレープフルーツが緑内障に効くって本当なの?噂の真相を解明します

グレープフルーツが緑内障の治療に効果的。このような話を聞いたことはありませんか?緑内障は一度かかると、どんなに治療しても完全に元のようには治らない、という特徴があります。治療も、あくまでも進行を抑えることが目的です。そんな病気を治してくれるのであれば、ぜひ食べたいものです。しかし、グレープフルーツが緑内障そのものに良い効果をもたらしてくれるわけではありません。では、なぜこのような話が聞かれるようになったのでしょうか。

まず、緑内障によくないのは眼圧が上昇することです。この上昇の原因には様々なものがあげられますが、その中の1つに血液の状態が言えます。血液の状態がサラサラかドロドロか、どちらがいいかと聞かれたら、大抵の人はサラサラがいいと答えるのではないでしょうか。血液ドロドロが脳梗塞や心筋梗塞に繋がるということは、知られた話だと思われます。しかし、これだけではありません。緑内障にとっても、この血液ドロドロは問題なのです。眼球で血液の通りが悪くなった時、急きょ新しい血管を作ってそこに通そうとします。人間の体とはよくできたものだと感心しますね。しかし、感心ばかりしていられません。この新しく作られた血管は元の血管より弱いものだからです。そのため、破れて出血してしまうことがあります。この時、眼圧が上昇してしまうことがあるのです。しつこいようですが、眼圧の上昇は緑内障にとっては大敵。と言うより、原因そのものです。そのため、緑内障になったら血液ドロドロは避けたいところなのです。

では、どうすればこのような状況を防ぐことができるのでしょうか。ここで登場するのが、今回のキーワードでもあるグレープフルーツです。グレープフルーツには、ビタミンCが多く含まれています。このビタミンCは、血液をサラサラにしてくれる効果があります。緑内障にグレープフルーツがいい、というのはここからきているのです。やはり、病気の治療は病院の医師が最も信頼できるし、確実です。しかし、生活習慣を見直すということも本人の意識としては大切です。そういった意味ではグレープフルーツに目を向けてみるのは良いかもしれませんね。

アルコールは眼圧上昇につながるの!?視野欠損との関係は?

人間には誰しも、好きな食べ物や飲み物、嗜好品があるものです。何らかの事情でこれらのものを禁止されたら、結構辛いですよね。しかし、実際に病気によっては、好きなものを禁止されてしまうこともあるのです。例えば、糖尿病の人は食事療法により好きな味付けにできないことがあります。では、緑内障になった時、このような食べ物や飲み物、嗜好品はどうなるのでしょうか。ここでは、自分の好き嫌いにかかわらず摂取する機会が多いであろうアルコールについてお話します。

まず、緑内障になった時の食事では刺激の強いものは良くないとも考えられている他は、特に気をつけることはありません。バランスのとれた食事が大切です。ただし、緑内障の危険因子としてカフェインやたばこが挙げられるので、過度なコーヒーの摂取や喫煙は控えた方が良いでしょう。では、今回のテーマであるアルコールはどうなのでしょうか。一言で言ってしまえば、アルコールを一滴も摂取してはいけない、ということはありません。しかし、空腹時に一気に大量に飲むとことは危険です。アルコールと眼圧の上昇は直接は関係ないと言われていますが、度数の強いお酒や一気飲みなどは視神経に悪影響をもたらすのです。視神経に障害を受ければ、その分視野には問題が現れるでしょう。

また、お酒を飲んだ後に水を一気飲みするという人もいるのではないでしょうか。実はその行為も危険なのです。短時間に大量の水分補給を行うことは、眼圧の上昇を引き起こすからです。この行為による危険性は、お酒でも水でも同じことです。つまり、お酒そのものが緑内障にとって危険なのではなく、飲み会などでやってしまいがちな、一気飲みや大量摂取が眼圧上昇の引き金になるのです。

最後に伝えたいことは、何事もほどほどが一番ということです。お酒が好きな人にとっては摂取量を減らすというのは辛いことかもしれません。また、飲み会の席などで周りから勧められたお酒を断るのも心苦しいことでしょう。しかし、緑内障は一生付き合っていかなくてはならない病気です。最悪、失明にも至ります。自分の眼を守れるのは自分だけです。完全に断たなくてはいけないということではありません。自分なりに上手に飲む方法を考えてみましょう。

これは緑内障?それとも白内障?この2つの違いは何?

緑内障と白内障。似た言葉だし両方とも眼の病気です。ではこの2つ、いったい何が違うの?の疑問をもったことはありませんか?筆者も昔は区別ができていませんでした。しかし、この2つの病気、言葉こそ似ていますが症状や原因は全く異なるものなのです。今回は「何が違うの?」という部分を、症状や原因、治療法などから書いていきたいと思います。

まず緑内障についてですが、症状は視野狭窄(視野欠損)です。原因は、眼圧の上昇により視神経が圧迫され障害が起こることによります。視野が狭くなると、視力も下がるの?と思う方もいるでしょう。視野と視力は別物ですので、緑内障になったからと言って視力が低下することはありません。しかし、だからと言って安心はできません。緑内障は進行性の病気なので、放っておくと視野狭窄はどんどん進んでいきます。悪化すると失明にも至ります。これらが起きる根本的な原因ははっきりしていませんが、生活習慣によってもなりやすい人がいます。例えば、長時間下を向いていることが多い人や、一度にたくさんの水を飲む人です。これらの行為は、眼圧を上げる要因になります。

では、緑内障と診断された時、どのような治療を受けることになるのでしょうか。服薬治療の場合は、房水の作成を抑えたり、排出を促したりするものです。それで効果が見られない場合にはレーザー治療や手術になります。しかし、これらはあくまでも眼圧を下げるための治療です。一度損傷した視神経を治すことはできないため、手術をしたとしても視野が元通りになるわけではありません。

次に白内障についてです。白内障は、眼の中でレンズの役割をする水晶体が白く濁り、眼が見えにくくなってしまうという病気です。あくまでも水晶体の濁りであるため、緑内障とは違い治療を受ければ治すことができます。水晶体が濁る原因は、ほとんどが老人性によるものです。つまり、誰でもなる可能性があります。自覚症状としては、物がぼやけたりかすんだりして見える、まぶしさを感じる、一時的に近くのものが見えるようになる、などがあげられます。また、視力とは関係のない緑内障と違い、視力の低下を感じることもあります。

白内障の治療は、日常生活に支障が出ていない限りは服薬によるものです、ただし、これは病気の進行を抑えるためのものであり、完全に治すものではありません。日常生活に支障が出た場合や白内障そのものの治療をする場合は、手術を行います。これは、濁った水晶体を取り除き、新しく眼内レンズというものを入れます。これにより、眼の濁りはなくなりますが、視力が戻るわけではありません。そのため、手術後はメガネなどで視力の矯正をする必要があります。

どちらもできればかかりたくない病気ですよね。しかし、誰でもかかる可能性のある病気なのです。せめて早期発見ができるよう、定期検診をしっかり行っていきましょう。

あなたの猫は大丈夫?目の異変は緑内障のせいかも!

最近、飼っている猫の様子がおかしいと感じていませんか?例えば、物にぶつかる、物の動きに反応しないetc…。このような、眼に異常があるのかな、と思われる症状が見られたら、緑内障を疑ってみてください。緑内障は人間だけの病気ではありません。実は、猫もかかる病気なのです。症状は、人間と同じで、眼圧の上昇により視神経が圧迫され視野欠損になるものです。

緑内障には、急性緑内障と慢性緑内障があります。急性緑内障の症状は、眼の充血や光をまぶしがる、角膜が灰青色になるなどです。また、食欲不振になったり、眼の痛みにより顔を触られることを嫌がったりすることもあります。慢性緑内障とは、眼圧が徐々に上がった場合や、急性緑内障が慢性化した場合のことを指します。どちらの場合であっても、眼球が大きくなります。そして、角膜の奥にひびが見えたり、眼が光って見えたりします。急性緑内障のような痛みはありません。原因についてですが、猫の緑内障は「続発緑内障」と呼ばれる、病気に併発して起こる緑内障であることがほとんどです。これを起こすものとして、猫伝染性腹膜炎やトキソプラズマ症などがあります。

治療は、眼圧を下げることが第一です。しかし、原因でも書いたように、猫の緑内障にはその基となった病気があることがあります。そのため、ただ眼を治すのではなく、その病気の治療も並行して行わなくてはなりません。眼圧を下げるためには、房水と呼ばれる目に溜まった水を排出しなければなりません。これは薬や手術で行われます。視野狭窄がこれで治ることは残念ながらありませんが、悪化を防ぐことはできます。しかし、すでに失明してしまっている場合は眼球の摘出手術を行い、義眼をつけることもあります。

最後になりますが、緑内障そのものに飼い主が気づくことは難しいと思われます。しかし、愛猫の異変に気づくことはできます。何か変だな、と思ったら、すぐに病院に連れて行ってあげてください。また、普段から検診を行うことで、早期発見もできます。緑内障に限ったことではありませんが、飼い主次第で、愛猫の病気が悪化するのを防げるのです。

目そのものだけが原因じゃない!?続発緑内障を知っていますか?

緑内障とは、眼圧の上昇により視神経が圧迫され視野狭窄といった影響が現れることです。つまり、目が原因となります。しかし、目だけが原因ではない緑内障もあります。それが、続発緑内障です。「目以外が原因?」と疑問を持つ人もいるでしょう。なぜこれが緑内障に繋がるかと言うと、糖尿病などの病気やステロイド薬などの薬により眼圧が上昇して視神経を圧迫するためです。もちろん、目のけがやぶどう膜炎など目が原因となることもあります。

原因についてもう少し詳しく書きます。まず、続発緑内障には大きく分けて2つのタイプがあります。開放隅角型と閉塞隅角型続発緑内障です。前者は、糖尿病、白内障やぶどう膜炎などの目の病気、さらに外傷が原因で発症します。後者は、水晶体の亜脱臼、ぶどう膜炎の炎症が原因となります。どちらのタイプも、最終的に眼圧が上昇することで緑内障に繋がるものです。では、この続発緑内障、自分で気づくことはできるのでしょうか。この病気の症状は、だんだんと視野が狭くなるものです。急性緑内障でない限り、痛みもありません。そのため、自覚症状はほとんどなく自分で気づいたころには視野狭窄がひどくなってしまいます。このあたりは、普通の緑内障と同じと言えます。

治療は、解放隅角型と閉塞隅角型のどちらか、またどの病気によるものかによって方法が変わってきます。主な内容は、薬で眼圧を下げる、レーザー治療、手術療法です。また、最初に書いたステロイド薬による眼圧の上昇は、服薬をやめることで治ることもあります。緑内障は完治しないため、一生付き合っていかなくてはならない病気です。だからこそ、しっかりとした治療を受け続けていきたいものですね。

人間だけの病気じゃない!犬の視野欠損を感じていませんか?

突然ですが、筆者は犬を飼っています。おじいちゃん犬なので、体のいろいろなところに老いを感じるようになってきました。眼もその1つです。犬はもともと目に頼ることは少ないと聞いていましたが、それでも以前はもっと見ている感じがしていたのに、と思うことが増えてきました。ここでは、同じように犬を飼っている人にぜひお知らせしたい犬の視野欠損についてお話ししたいと思います。

我が家の犬は、よく見ると眼が白く濁っているため、白内障であると予想されています。しかし、視野欠損は眼を見ただけで飼い主が気づくことは難しいですよね。では、飼い主が気づけるとすればどのような時でしょうか。例えば、普段歩いている道なのに物にぶつかる、目の前で物を動かしてみても反応しない、などの様子があると思われます。これらが見られたら、緑内障を疑って病院に連れて行ってあげてください。急性緑内障だった場合、目の痛みにより涙が出る、頭を触られるのを嫌がるなどの症状が出ます。数日で失明することも少なくありません。

緑内障は、眼の中に房水と呼ばれる水が溜まり眼圧が高くなることで起こります。この原因には、外傷により水晶体が傷つく、房水の出口が詰まるなど、様々なものがあげられます。残念ながら緑内障そのものを予防する完璧な予防法はありませんが、外傷など防げるものもあるので飼い主が注意してあげましょう。では、緑内障になってしまった時の治療法はどのようなものなのでしょうか。まずは原因となる房水を減らすことがあげられます。薬で排出させたり作らせないようにしたりして房水を減らして眼圧を下げるのです。しかし、薬だけでは治療が難しい時には、眼球の摘出手術になることもあります。場合によっては再手術も覚悟する必要があります。

最後に、特に老犬になったら眼圧検査を受けさせることをおすすめします。完璧な予防はないと書きましたが、それでも緑内障の早期発見に繋げることで悪化は防げるものです。飼い主の心構えで、愛犬を失明から守ってあげましょう。

眼底検査を知っていますか?緑内障の検査です

まず眼底検査の「眼底」ですが、これは瞳孔の奥にある部分のことを言います。そして眼底検査とは、この眼底をレンズを通して視神経や網膜などを調べて目の病気を発見するというものです。緑内障では、視神経の異常を見つけることで、病気の発見につながります。この時、視神経乳頭陥凹になっているかどうかを調べます。

しかし、専門用語であれこれ言われても、何がどうなっているのかわかりにくいですよね。まず、「視神経乳頭」ですが、これは網膜で神経繊維が集合している部分のことを指します。緑内障になると、この視神経乳頭がへこみ、白くなります。このことを、視神経乳頭陥凹というのです。正常な眼底は、視神経乳頭の部分が周りの網膜と同じような黄色に見えます。しかし、緑内障の眼底は、同じ部分が光が差し込んだように白くなっているのがわかります。この状態が認められた時、緑内障と診断されるのです。ただし、この視神経乳頭陥凹は強度の近視の人にも見られることがあるため、眼底検査だけでは絶対に緑内障であるとは言えない場合もあります。よって、きちんとした診断をするためには眼底検査のほかに、視野検査や眼圧検査などの検査を行うことが必要になってきます。これらを総合して診断を行うため、眼底検査の結果だけを見るということはありません。

緑内障は自覚症状がほとんどないため、病院での検査が重要です。少しでも変だな、と感じたら、すぐに検査をしてみてください。悪化すれば失明の恐れもあります。逆に、早期発見できれば、日常生活もそれほど不自由なく送れることができるのです。

レーシックは有効?緑内障の治療法

レーシックとは、角膜屈折矯正手術のことを言います。筆者も近視のため、視力の矯正ができると聞き興味をもったことがあります。では、レーシックで緑内障を治すことはできるのでしょうか。残念ながら、答えはNoです。レーシック手術とは角膜の矯正により視力を矯正するというものであり、視神経の圧迫により視野狭窄になる緑内障の治療にはならないからです。

さらに、緑内障の人がレーシック手術を受けること自体に危険性があります。それは、レーシック手術には眼球を吸引するという過程があるからです。なぜそれが理由になるかと言うと、そもそも緑内障は眼圧が高くなったことが原因となることがあるからです。眼圧を吸引した時にさらに眼圧が高くなってしままい緑内障の悪化にもつながるため、緑内障の人はレーシックは使えないのです。ですが、場合によっては緑内障でもレーシック手術を受けることができます。先ほど、「眼球の吸引をするために手術を受けられない」と書きました。レーシック手術には、この方法を使わないで行うことができるものもあります。それが、PRKという方法です。ただし、この方法はすべての眼科で行われているわけではないので、通院している病院で可能かどうかを確認する必要があります。

では、レーシックがダメとなると、緑内障はどのように治療すればよいのでしょうか。これには内服薬やレーザー治療、手術があげられますが、どれも眼圧を下げることを目的としています。眼圧を下げることで視野狭窄の進行は防げます。しかし、視神経が受けた障害は治りません。つまり、一度緑内障になると、完全に元には戻らないのです。とは言っても、視野狭窄が進めばいずれは失明ということもありえます。「治らないなら治療なんかしなくていいや」と思わず、それ以上の進行を止めるために病院での治療はしっかり受けるようにしてください。